名古屋市のひらばり眼科
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仮性近視の治療は必要ありません。大事なのは予防。
仮性近視は文字通り、まだ本当に近視になっていない状態です。
近くのものを見すぎて、一時的に遠くものが霞んで見えにくくなった状態を仮性近視と言います。ピント合わせをする毛様体筋の過度な緊張(調節けいれん)が原因です。
仮性近視(調節けいれん)は特別な治療をしなくても治せます。毛様体筋の緊張は眼を使わない状態をしばらく保てば自然に回復します。

問題は仮性近視(結果)ではなく、仮性近視を引き起こした環境(原因)です。この環境を放置すると常に近視化の圧力がかかり近視が進みます。
姿勢を良くして本などを見る。長時間ゲームをしない。家の外で積極的に遊ばせる、スポーツをさせる。でもなかなか実行は難しいのが現実です。日本では目を酷使する生活環境が蔓延しているからです。

このため視力が落ち始めた頃には、ほとんど方が仮性近視と本当の近視(真正近視)が同時に起こっている状態になっています。


仮性近視、近視の治療方針を決めるには「正確な視力検査」が重要です。
単に視力の数字だけでなく近視度数、乱視の有無、毛様体筋の反応性などから総合的に判断し今後の治療に反映させます。雲霧法のみでは毛様体筋の緊張を解きほぐせない時はサイプレジン点眼液を使用して検査をします。近視では眼球が後ろの方に延びてくるため「眼軸長」を測り参考にすることもあります。
単に視力が悪くなってきたから「仮性近視」、訓練をしても治らないから「真正近視」と判断するのではありません。